ゴールデンウィーク淡路島食べ歩きと建築探索旅行

淡路夢舞台のあわじ牛ぼっかけ牛丼、淡路島牛丼
せっかく神戸まで行ったので、レンタカーを借りて淡路島まで高速道路で行くことにしました。
しかし最近のレンタカーは安いですね。
東京でもよく使いますが、マツダレンタカーで免責保険込、12時間6000円でした。
1日借りても7000円で、車種によっては1日5000円とかで借りれるんですねー。
さて、なぜ淡路島かというと安藤忠雄先生設計の「淡路夢舞台」を見たいからでした。
日本を代表する建築家の安藤忠雄先生は国内に数々の作品がありますが、やはり関西に偏りがちです。
だから関西は作品の宝庫です。
その中でも淡路島の「淡路夢舞台」は国際会議場やウェスティンホテル、野外劇場、百段苑など、一日のんびり過ごせる広大な施設です。安藤忠雄氏設計淡路夢舞台
安藤忠雄先生と言えばコンクリート打ちっ放しの建築が有名ですが、そればかりではなく、その土地やコンセプトに合わせた建材も多く使われます。
この淡路夢舞台はとにかく「自然が多い」印象で、自然と一体になってる感じが伝わってきました。
外壁は白御影石の割肌を統一して使っていて、グリップがいいので蔦が自然に外壁を覆いはじめていました。
御影石は神戸市の御影の地名からとられた石材の名称で、石の種類としては花崗岩になります。
花崗岩は神戸だけではなく日本に広く分布してるので、淡路でも馴染みのある石材です。
御影石は鉄分が含まれているので、錆びが出ることがあります。
この夢舞台の中でも滝が流れる壁に御影石が使われてるようで、イイ感じに石が錆びていて、すごく日本的で良かったです。
また、国際会議場の中に茶室があるのですが、ここは一般人は入れなかったので外から写真を撮りました。
右上の海を臨む回廊の左に写っている瓦屋根の建物が恐らく茶室です。
この屋根に使われてる瓦は「淡路瓦」といって日本の三大瓦の一つです。
日本三大瓦とは、愛知県の「三州瓦」島根県の「石州瓦」そして兵庫県淡路島の「淡路瓦」です。
一般人が入れるところと入れない所はあるものの、それを除いても十分に広いエリアと散歩コースがあります。
そして散歩コースの中心が「百段苑」と呼ばれる何段も花壇が続く壮大な花畑です。
ここには世界中の菊が植えられていました。
花壇の頂上は海が見下ろせて絶景でした。
この百段苑は「イタリア式庭園」を安藤先生のフィルターを通した感じです。
イタリア式庭園とは、イギリス式庭園やフランス式庭園と並ぶ西洋庭園様式の一つで、噴水や滝、階段などを使い高さの違いを出し立体的に演出する様式です。
フランス式庭園は逆に平面的に、シンメトリーに幾何学的な模様を描くように庭園を作ります。
そしてイギリス式庭園は、自然があるのままの姿を再現する様式です。
日本庭園に一番近いのはイギリス式庭園かもしれません。
その他にもウェスティンホテルの中にある教会の明かり天井などが印象的でした。
ウェスティンホテルに泊まって、ここのエリアだけでのんびり過ごしても十分に楽しめる空間になっていました。
最後に夢舞台のレストランコーナーで、淡路島名物の「淡路島牛丼」を食べました。
淡路島牛丼って聞くと何か基準みたいな商品形態があるのかと思いましたが、調べるとどのお店も全然違う調理方法で出してるような感じがします。
公式ホームページで見ても、一般的な牛丼を出してる所や、牛スジ煮込丼みたいな感じになってる所、ホテルのレストランなんてオムライス形式になっていました。
どうやら淡路牛、淡路産玉ねぎ、淡路産の米を使うことがルールのようで、味付けに関しては決まりはないような感じでした。
僕が食べたのは「あわじ牛ぼっかけ牛丼」でした。
タイトルの画像がその写真ですが、トロトロになるまで柔らかく煮込んだ牛すじの煮込み丼でした。
うどんセットで1280円、甘辛くてすごく美味しかったです。
少しの時間で一部しか行ってませんが、淡路島を少しだけ感じれて楽しかったです。

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